米4月失業率14.7% 第二次大戦後最悪
新型コロナウイルスによる経済活動の停滞の影響で、アメリカの4月の失業率は14.7%と、第二次大戦後、最悪となりました。
アメリカ労働省が8日に発表した雇用統計で、4月の失業率は14.7%と、前の月から10.3ポイント悪化しました。これは、リーマンショックのピーク時の10%を大幅に超え、第二次世界大戦後、最悪の水準です。また、景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数も前の月から2050万人減って、過去最大の減少となりました。
新型コロナウイルスによる経済活動の停滞が原因で、すでに複数の州で経済活動が再開していますが、失業率は高止まりするとの見方が出ています。