北京の卸売市場でクラスターか 厳戒態勢
中国・北京の食品卸売市場で、新型コロナウイルスのクラスター感染が発生した可能性が浮上しました。当局は13日朝から市場を封鎖するなど、厳戒態勢が敷かれています。
この市場をめぐっては、すでに感染が確認された人が過去に訪れていたことがわかっています。このため、市場で働く人などに検査を行ったところ、新たに50人の陽性が確認されたということです。また、市場内で採取した40個のサンプルから、新型ウイルスが検出されたということです。
これを受けて当局は、この市場を含め市内の主要な6つの市場を閉鎖。出入り業者など1万人以上にPCR検査を実施する予定です。
また、15日に予定されていた学校の全面再開も延期されるなど、感染拡大第2波への警戒が強まっています。