アメリカ・カリフォルニア州の日系の店舗で、脅迫文が貼られているのが見つかり、警察は、特定の人種などへの偏見に基づく犯罪「ヘイトクライム」の疑いがあるとみて調べています。

脅迫文が見つかったのは、日系企業が多いカリフォルニア州トーランスの日本の調理器具を扱った店舗です。

店によりますと、１５日朝、店を開けようとした店員が、「日本に帰れ！」「さもなければ店を爆破する」などと書かれた紙を見つけました。警察は、「ヘイトクライム」の疑いがあるとみて調べています。

トーランスでは、今月、ほかにもアジア系の人を狙ったとみられる脅迫事件が起きていて、現地の日本総領事館は注意を呼びかけています。