トランプ氏“銅像などを保護”大統領令署名
アメリカ各地で、黒人の奴隷制度を支持した歴史上の人物の銅像などを破壊する行為が相次ぐ中、トランプ大統領は26日、銅像や記念碑を保護するための大統領令に署名しました。
アメリカでは、黒人差別の歴史を思い起こさせる銅像などの破壊行為が相次ぎ、首都ワシントンでも今週、一部のデモ隊がホワイトハウス前にある、第7代ジャクソン大統領の銅像を引き倒そうとする騒ぎが起きています。
こうした事態を受け、トランプ大統領は、銅像や記念碑を保護するための大統領令に署名したと明らかにしました。「違法行為には長期刑を!」とも強調しています。
一方、大統領は、週末を過ごす予定だったニュージャージー州のゴルフ場への訪問中止を発表。ワシントンに残り、「法と秩序の執行を確実にする」としています。