利益確定の売り優勢 ダウ3営業日ぶり反落
7日、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、当面の利益を確定させるための売りが優勢となり、3営業日ぶりに反落して取引を終えています。
7日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から396ドル85セント値を下げ、2万5890ドル18セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も89.77ポイント下げて1万0343.89で取引を終えています。
ダウ平均株価は前の日までの5営業日で1200ドルあまり上げ、高値圏で推移していたことから、この日は当面の利益を確定する売りが優勢となりました。また、新型コロナウイルスの感染が再び拡大を続けていることへの懸念も相場の重荷となり、景気に敏感とされる金融関連株やエネルギー関連株の下げが目立ちました。
市場関係者は「来週から決算が本格化する。感染拡大の業績への影響を見極めたい投資家の様子見姿勢が強まっている」と話しています。