行方不明のソウル市長、遺体で発見 自殺か
9日から行方が分からなくなっていた韓国の朴元淳ソウル市長が、10日、死亡した状態で見つかりました。自殺したものとみられます。
韓国メディアによりますと、捜索を進めていた警察が10日未明、市内北部で、朴元淳ソウル市長が死亡しているのを見つけたということです。状況から自殺したものとみられます。
朴市長は8日、経済対策についての記者会見を行っていましたが、9日は体調不良を理由に出勤していませんでした。
9日夕方、朴市長の娘が「遺言のような言葉を残して父親が家を出て、連絡が取れない」などと警察に通報し、捜索が進められていました。
韓国メディアは、秘書の女性が朴市長から継続的にセクハラを受けたとして、8日、警察に告訴していたと伝えています。
朴市長はおよそ9年間、ソウル市長を務め、次の大統領候補としても名前が挙がっていただけに、衝撃が広がっています。