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アヤソフィアで集団礼拝 モスク転換後で初

2020年7月24日 22:48

トルコのイスタンブールにある世界遺産「アヤソフィア」で24日、イスラム教の礼拝所であるモスクとして運用されることが決まってから初めての集団礼拝が行われました。

アヤソフィア周辺には、礼拝に参加するために多くの信者が詰めかけたほか、モスクへの転換を主導したエルドアン大統領もマスク姿で祈りを捧げました。

アヤソフィアは6世紀にキリスト教の大聖堂として建てられ、15世紀からはイスラム教の施設として使われた歴史的な建築物です。

1934年に宗教的に中立な博物館となりましたが、今月10日、エルドアン大統領がモスクとして開放することを宣言していました。

この決定に対して不満を持つギリシャやヨーロッパ諸国などキリスト教圏の国などからは、集団礼拝の実施を受け、改めて反発の声があがりそうです。