英国側「壮大な規模の虚偽の主張」“攻撃関与”の露側抗議に
ロシア外務省は先月29日の黒海艦隊への攻撃にイギリスが関与したとして、イギリス大使を呼び出し抗議しました。イギリス側は、「壮大な規模の虚偽の主張だ」としています。
ロシア外務省は3日、モスクワに駐在するイギリスの大使を呼び出し、ウクライナ軍がクリミア半島セバストポリの黒海艦隊に行った先月29日の攻撃に、イギリスの専門家が関わっていたとして強く抗議しました。
ロシア外務省は、2020年にイギリス人の専門家がウクライナ海軍に軍艦破壊用の水中ドローンの操作訓練を行ったことなどをあげています。
ただ、先月の攻撃にイギリスがどのように関与したのか具体的なことは示しておらず、「イギリス側に関与を示す資料をおくる」としています。
こうしたロシア側の主張についてイギリス国防省は、「壮大な規模の虚偽の主張」としています。