米民主党副大統領候補に黒人女性のハリス氏
11月のアメリカ大統領選挙に向け、政権奪還を狙う野党・民主党のバイデン氏は11日、自身の政権の副大統領候補として、黒人女性のハリス上院議員を起用すると発表しました。
副大統領候補への起用が決まったハリス上院議員は、ジャマイカ出身の父親とインド出身の母親を持つ移民2世で、今回の民主党の大統領候補の指名争いにも加わったことから、全国的な知名度も期待されています。また、元検察官で、舌鋒鋭く、相手を的確に追及する能力も高く評価されています。
ハリス氏に対しては、党内から「野心的すぎる」と警戒する声も上がっていましたが、選挙戦での戦力になることが期待されたものとみられます。
11月の大統領選挙でバイデン氏が勝利すれば、ハリス氏はアメリカ史上初の女性副大統領、かつ、初の黒人の副大統領となります。