バイデン政権 4億5000万ドルの追加軍事支援を発表
アメリカのバイデン政権は23日、ウクライナへの追加の軍事支援として、高機動ロケット砲システム4基など4億5000万ドル(600億円相当)の供与を発表しました。
アメリカ国防総省によりますと、追加の軍事支援には、HIMARSと呼ばれる高機動ロケット砲システム4基や砲弾3万6000発などが含まれます。ウクライナ侵攻以降のアメリカの軍事支援は総額およそ61億ドルにのぼることになります。
カービー戦略広報調整官
「ウクライナ軍の勇気と決意は、世界の人々に感動を与え続けていて、我々は自由のために戦う彼らと共に歩むことを約束する」
ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は、今回の追加支援は、バイデン大統領が今週末から出席するG7=主要7か国首脳会議とNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に合わせたものだとしたうえで、一連の会議が、「冷戦後の環大西洋の連帯の転換点になる」と、意義を強調しました。