ポーランドの学校に避難児童…言葉の壁も 記者リポート
ウクライナから国外に避難した人は280万人を超え、隣国ポーランドの学校では、避難してきた児童の受け入れも始まっています。現地から橋本記者の報告です。
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ウクライナとの国境近くで避難生活を送るナスタシアちゃん(6)。ポーランドに来て1週間となるこの日、初めて現地の学校に登校することになりました。
ナスタシアちゃん「学校に行くのが楽しみ。友達と絵を描いたり歌ったりしたい」
しかし、ポーランド語をほとんど理解できないナスタシアちゃんは、先生やほかの児童とうまくコミュニケーションがとれず、すぐにはなじめない様子です。それでも、時間がたつにつれて、笑顔を見せるようになりました。
ナスタシアちゃん「絵を描いたり、歌を歌ったりしたよ」
先生「毎日、ウクライナから新しい子供がやって来ます。対応は難しいです」
今後、この学校では、ウクライナから避難した児童を1学年あたり20人程度受け入れ、ポーランド語も教える予定だということです。