上海でゼロコロナ政策「緩和策」発表 地下鉄やバスの利用に陰性証明不要に
ゼロコロナ政策への抗議活動が起きた中国・上海では5日から地下鉄やバスの利用にPCR検査の陰性証明が不要となる「緩和策」が発表されました。
上海市当局は、5日からPCR検査の陰性証明がなくても地下鉄やバスを利用できると発表しました。これまでは、72時間以内の陰性証明が必要でした。
ただ、飲食店に入るためには引き続き陰性証明が必要で、市民が連日PCR検査を受ける状況は変わりません。
上海では先月、習近平国家主席を名指しで批判する抗議活動が起きていて、ゼロコロナ政策の緩和を発表することによって不満を和らげる狙いがあるとみられます。