日米韓が北朝鮮のコロナ状況を注視 対話呼びかける
韓国で3日、北朝鮮問題を担当する日米韓3か国の政府高官が会談しました。ワクチン提供など、北朝鮮に人道支援を行う用意があると表明し、北朝鮮側に対話に応じるよう呼びかけました。
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5月に感染者の確認を初めて認めた北朝鮮。
国営テレビの朝鮮中央テレビでは、3日も新型コロナの情報を放送しました。
朝鮮中央テレビ(3日)
「最近、世界的に新型コロナウイルスが急速に拡大している」
北朝鮮のメディアによりますと、新規発熱者はおよそ8万2000人で、5月中旬を境に発熱者は減少しているとしています。(新規発熱者 約8万2160人 1日午後6時~2日午後6時 北朝鮮メディア)
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こうした中、韓国では3日、北朝鮮問題を担当する日米韓3か国の政府高官が会談しました。
外務省 船越健裕アジア大洋州局長
「北朝鮮のコロナの状況を注視している」
アメリカのソン・キム特別代表は、ワクチン提供など北朝鮮に人道支援を行う用意があると表明し、北朝鮮側に対話に応じるよう呼びかけました。