パリ マスク着用義務化の対象区域を拡大
新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることを受け、フランス・パリの警察当局は15日からシャンゼリゼ通りなど市中心部でのマスク着用を義務付けると発表しました。
マスクの義務化は、シャンゼリゼ通りのほか、エッフェル塔やノートルダム大聖堂などの観光名所を含む、市中心部の大部分の区域で日本時間15日午後から実施されます。
セーヌ川沿いなど一部では、すでに10日からマスク義務化が始まっていますが、感染ペースが先週より大幅に加速していることを受け、対象区域を拡大します。
フランス政府は14日、パリを、感染リスクが高い地域に指定して第2波を警戒していて、今後も状況が改善しない場合は、規制対象をパリ全域に広げたり、衛生基準に従わないレストランやバーなどを閉鎖する可能性があるなどと警告しています。