NYダウ FOMC議事要旨受け売り広がる
19日のニューヨーク株式市場は、FOMC(=連邦公開市場委員会)の議事要旨の内容から売りが広がり、ダウ平均株価は続落して取引を終えています。
19日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前日比85ドル19セント値を下げ、2万7692ドル88セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も64.38ポイント下げて、1万1146.46で取引を終えています。
この日は、前の日まで売られていた株が反動で朝方から買い戻されました。
また、「アップル」が、在宅での勤務や学習によりノートパソコンなどの需要が拡大する中、この日も買われ、アメリカ企業として初めて一時、時価総額2兆ドル、およそ212兆円を突破しました。
しかし、午後に公表された7月のFOMCの議事要旨の内容から、市場には景気の先行きへの懸念が広がり、売りが優勢となりました。
ダウ平均は続落して取引を終えています。
市場関係者は「長期金利も上昇していて、今後も動きに注意が必要だ」と話しています。