イラン核関連施設火災“破壊工作”調査結果
中東イランの核関連施設で先月初めに起きた火災について、イラン原子力庁の報道官が23日、破壊工作だったとする調査結果を明らかにしました。
この火災は、ウラン濃縮のための遠心分離機を開発している中部ナタンツの核関連施設で先月2日に発生したものです。
イラン政府は火災の原因を調べていましたが、国営メディアによりますと、原子力庁の報道官が23日、破壊工作による火災だったとする調査結果を明らかにしました。火災とともに、「爆発が起きた」と述べる一方、破壊工作の手口など詳細は適切な時期に治安当局が発表するとしました。
ロイター通信は、イラン政府当局者らがサイバー攻撃の可能性に言及し、そのような攻撃をする国には報復を行うと警告したと伝えています。