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WHO“コロナワクチン来年中頃の見通し”

2020年9月6日 0:49

新型コロナウイルスのワクチンについてWHO(=世界保健機関)は4日、各国で供給が始まるのは来年中頃になるとの見通しを示しました。

WHOの主任科学者のスワミナサン氏は4日、新型コロナウイルスワクチンの開発について、9つが最終段階に進んでいて、そのうちのいくつかは「年末から来年初めに結果が判明するだろう」と述べました。

その上で、「来年の中頃に、各国でワクチンの供給が始まり、予防接種が開始できるようになる」との見通しを示しました。

一方で、直ちに全世界で十分な量を供給できるわけではなく、当面はWHOの主導のもと、各国の協議と合意により優先順位をつける必要があるとしています。