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中国企業が開発 新型コロナワクチン初公開

2020年9月4日 15:22

中国が開発中の新型コロナウイルスのワクチンが、展示会で初めて公開されました。開発企業側は「日本にも提供したい」と話しています。

開発中のワクチンを公開したのは、中国国営の「シノファーム」など2社です。いずれも年間3億回分の生産能力を完成させていて、シノファームの担当者は「開発は順調で年末には販売を始めたい」と話しました。

シノファーム傘下 中国生物・張雲涛副総裁「日本に提供することを非常に望んでいる。日本はオリンピックの準備中だし、私たちは日本と友好協力関係がある」

中国では、医療関係者らを対象に開発中のワクチンの緊急投与をことし7月から始めていて、担当者は安全性に自信を示しています。

習近平指導部は、新型ウイルスへの取り組みを世界にアピールするため中国企業によるワクチン開発を急いでいます。