習氏を「裸の道化師」と批判 企業家初公判
中国の習近平国家主席を「裸の道化師」などと批判した企業家・任志強氏の初公判が北京の裁判所で開かれました。
任氏はことし3月、習近平指導部の新型コロナウイルスへの対応を批判した上で習主席を「裸の道化師」と厳しく批判しました。中国当局はその後、任氏を拘束、収賄や横領の罪で起訴しました。
台湾メディアによりますと任氏は11日、北京の裁判所で開かれた初公判に出廷、検察側が主張した会社の金の私的流用など罪の殆どを否認したということです。
習指導部の新型ウイルス対応に対しては任氏のほか学者やジャーナリストなどからも批判の声が上がりましたが、その直後に相次いで拘束されています。