タイ首相“辞任せず”学生らが大規模デモ
タイで反政府デモを続ける学生らは26日、要求した期限内にプラユット首相が辞任しなかったとして、バンコクで大規模なデモ行進を行いました。
学生らは先週要求していた「3日以内の辞任」にプラユット首相が応じなかったため、大規模なデモを行いました。また、学生らは、タイのワチラロンコン国王がドイツに長期滞在し、政治に関与しているとして、ドイツ大使館まで行進して事実関係の調査を依頼しました。
一方、プラユット首相はデモへの対応を協議するため臨時召集された国会で、学生らが要求する憲法の改正について、議論を進める考えを示しました。ただ、辞任するかどうかについては明言を避けていて、デモが収束するかは依然として見通せません。