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米大統領選開票進む バイデン氏の様子は?

2020年11月4日 10:33

アメリカ大統領選挙は、開票作業が進んでいます。バイデン候補の地元デラウェア州から、バイデン氏の様子を伝えます。

バイデン氏の演説会場は、支持者が車で参加する「ドライブイン形式」なのですが、まだメディアだけがスタンバイしている状態です。バイデン氏本人は、自宅で家族とともに開票の行方を見守っているとみられます。

投開票日当日、バイデン氏はまず、5年前に46歳の若さで亡くなった長男のボー氏が眠る教会を訪れ、ここまでの選挙戦を報告しました。

その後、生まれ故郷であり、「勝利には必要不可欠」と位置づけている激戦州のペンシルベニア州を3日連続で訪問。バイデン氏が10歳まで過ごした家を訪れて、「この家からホワイトハウスへ」というサインを壁に書き、勝利への自信をのぞかせました。その際、集まった多くの支援者に手厚い歓迎を受ける一幕もありました。

バイデン氏「家に帰ってこられてうれしいよ」

バイデン氏は、前日も深夜の帰宅だったにもかかわらず、朝7時からから夕方5時まで、全部で11か所も回って有権者に顔を見せ、存在感をアピールし続けました。最後まで気力体力ともに切れていません。

また、現在も一部の州では投票が続く中、バイデン氏はツイッターで「列に並び続けてほしい。投票所が閉まる前に並んでいれば、投票できます」と呼びかけています。

そして、バイデン陣営の幹部ですが、記者団に対し、「データを見れば我々が勝つのは明らかだと思う」とかなり強気の発言をしています。ただ、バイデン氏自身は「終わるまでは確信は持てない」とも話しています。