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ロシア軍、首都キーウをミサイル攻撃 キーウで被害は4月以来

2022年6月6日 5:44
ロシア軍、首都キーウをミサイル攻撃 キーウで被害は4月以来

ロシア軍は5日、ウクライナの首都キーウをミサイルで攻撃し、1人がケガをしました。キーウでミサイル攻撃の被害が出たのは4月下旬以来だということです。

キーウで5日未明に複数の爆発があり、ウクライナ軍などはロシア軍が巡航ミサイルを発射し、1発は迎撃したものの、インフラ施設が被弾したことを明らかにしました。

ロイター通信によりますと、キーウでミサイル攻撃の被害が出たのは4月下旬以来で、少なくとも1人がケガをしたということです。

一方、ロシア軍が攻勢を強める東部ルハンシク州の要衝セベロドネツクについて、イギリス国防省は、「ウクライナ軍が反撃し、ロシア軍の勢いを鈍らせたようだ」と分析しました。

ルハンシク州・ハイダイ知事「ロシア軍は、セベロドネツクの7割を支配していたが、この2日間でウクライナが半分まで押し戻した」

こうした中、ロシアのプーチン大統領は5日放送のインタビューで、「ウクライナに長距離ミサイルが供与されたら、これまで標的にしていない施設を攻撃する」と述べました。

アメリカが高機動ロケット砲システムの供与を発表したことを受け、ロシアを射程におさめる兵器を供与しないよう警告した形です。