バイデン氏、感謝祭のイベント自粛呼びかけ
アメリカで政権移行を進めるバイデン氏は感謝祭に合わせた連休が始まるのを前に、イベントなどを自粛するよう呼びかけました。
バイデン氏「今年は国民の祝日に合わせた多くの伝統行事を自粛するよう求めたい」
バイデン氏は、26日から始まる感謝祭に合わせた連休で、人の往来が増えて新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていることを踏まえ、家族の集まりなどの自粛を呼びかけました。また、バイデン氏は、「マスクは愛国的義務だ」として、新型ウイルス対策により一層、取り組むよう国民に促しています。
こうした中、バイデン氏の政権移行チームは、バイデン氏が今月30日から、安全保障のブリーフィングを政府側から受けると明らかにしました。これにより、トランプ大統領と同じレベルの政府の機密情報に触れることができるようになるとみられます。
一方のトランプ大統領は、東部・ペンシルベニア州で開かれた大統領選挙に関する公聴会に電話を通じて出席しました。
トランプ大統領「この選挙は楽勝だった。我々は圧勝したのだ」
トランプ大統領は何度も不正があったと主張し、「選挙をひっくり返すべきだ」と訴えて、法廷闘争を続ける構えを強調しました。