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NYダウ437ドル高 過去最高値を更新

2021年1月7日 8:09

6日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、南部ジョージア州での上院の決選投票で民主党が優勢となっていることを受け、経済対策などへの期待から一部の銘柄への買いが広がり、ダウ平均株価は、過去最高値を更新して取引を終えています。

6日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、前の日の終値から437ドル80セント値を上げ3万0829ドル40セントと過去最高値を更新して取引を終えました。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も78.17ポイント下げて、1万2740.79で取引を終えています。

前の日にジョージア州での上院2議席の決選投票が行われ、民主党の優勢が伝えられました。バイデン新政権で経済対策やインフラ投資などの政策が行いやすくなるとの見方から、この日は、建設機械の「キャタピラー」や金融関連株などが大きく買われ、相場を押し上げたことで、ダウ平均は過去最高値を更新しました。一方で、規制強化や金利の上昇への警戒感からハイテク関連銘柄は売られ、ナスダック総合指数は下げて取引を終えています。

市場関係者は、「アメリカ議会にトランプ支持者が侵入するなど首都での混乱が広がっているが、一時的なものとの見方から市場は大きく反応していない」と話しています。