×

国連事務総長、プーチン大統領とゼレンスキー大統領両氏に直接会談を要請

2022年4月21日 3:03
国連事務総長、プーチン大統領とゼレンスキー大統領両氏に直接会談を要請

国連のグテーレス事務総長が、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領、それぞれに直接の会談を要請したことがわかりました。

国連のグテーレス事務総長の報道官は20日、事務総長がロシアとウクライナに書簡を出し、自身のモスクワとキーウへの訪問を受け入れるよう要請したことを明らかにしました。

事務総長は、プーチン大統領とゼレンスキー大統領、それぞれと会談したい考えで、書簡の中で、「深刻な危機を迎えている今、ウクライナに平和をもたらすための緊急措置と、国連憲章と国際法に基づく多国間主義の将来について話し合いたい」と述べたということです。

ただ、事務総長が目指す人道目的の停戦合意について、ロシア側は否定的な見方を示していて、訪問が実現するかは不透明な状況です。