オデーサ州ミサイル着弾 少なくとも21人死亡…ロシア側は関与を否定
穀物輸出の主要な港があるウクライナ南部オデーサ州で1日、ミサイルが着弾し、ウクライナ側はこれまでに少なくとも21人が死亡したと明らかにしました。
南部オデーサ州で1日、ミサイルが集合住宅などに着弾しました。上空から撮影された映像からは、集合住宅の一角が、跡形もなく破壊されたのが分かります。
ウクライナ側は、州内でこれまでに少なくとも21人が死亡、39人がケガをしたと明らかにしました。ゼレンスキー大統領は、1日、ウクライナ議会に出席し、ロシア軍による攻撃だと断定して非難しました。
ゼレンスキー大統領「ウクライナの朝が、今日のようなオデーサへのロシアのミサイル攻撃による悲劇で始まらないように望んでいる」
一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、「『ロシア軍は民間人を標的にしていない』というプーチン大統領の言葉を思い出してほしい」と述べ、ロシア軍による関与を否定しています。