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65歳以上の全市民を接種対象に 米・加州

2021年1月14日 11:25

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないアメリカのカリフォルニア州では、ワクチン接種のペースを加速させるため、接種の対象者を65歳以上のすべての市民に拡大しました。

カリフォルニア州の知事は13日、ワクチン接種の対象者を65歳以上のすべての市民に広げると発表しました。1日に多いときで5万人台の感染者が確認される中、接種のペースを加速させて感染拡大を食い止める狙いです。また、接種が医療従事者や介護施設の職員から行われる中、見合わせる人も多く、ワクチンが余っていることも背景にあります。

地元当局はディズニーランドの広い駐車場に大規模な会場を設けるなどして、ワクチンの普及を急いでいます。こうした対象者の拡大は、ニューヨーク州でも始まっています。