生存確認の作業員1人が死亡 中国金鉱爆発
中国・山東省の金鉱で作業員が坑道に閉じ込められている爆発事故で、中国メディアは、生存が確認された作業員のうち1人が死亡したと伝えました。
山東省で開発中の金鉱で今月10日に発生した爆発事故では、地下600メートルの坑道で12人の作業員が生存していることがこれまでに確認されていました。現場では、作業員を救出するための、地上から直径70センチほどの穴を掘り進めるなど、懸命な作業が24時間態勢で続けられています。
こうした中、中国国営の中央テレビは、生存が確認された作業員のうち1人が20日夜に死亡したと伝えました。亡くなった作業員は爆発事故が発生した際に頭部にケガをして、こん睡状態になっていたということです。