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コロナ影響 韓国GDP22年ぶりマイナス

2021年1月26日 12:41

新型コロナウイルス流行の影響で消費などが落ち込み、韓国の去年のGDP(=国内総生産)は22年ぶりのマイナス成長になりました。

韓国銀行が26日、発表した2020年のGDP速報値は、物価の変動を除いた実質ベースで前の年に比べてマイナス1.0%でした。マイナス成長はアジア通貨危機に見舞われた1998年以来、22年ぶりです。新型コロナウイルス対策で政府が飲食店の営業を制限するなどし、消費が落ち込んだことが大きく影響したとみられます。

一方、輸出については半導体を中心に回復し、去年後半から増加に転じています。

洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相は、他の先進国に比べ「我々のマイナス成長の幅ははるかに小さく、韓国経済が危機に強いことを立証した」と評価。「速くて強い経済回復のために政府が率先していく」とコメントしています。