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韓国 新型コロナのワクチン接種計画を発表

2021年1月28日 16:31

韓国の保健当局は28日、新型コロナウイルスのワクチンの接種計画を発表しました。来月、医療関係者から接種を始め、すべての成人が接種対象となるのは、今年7月以降の見通しです。

保健当局によりますと、来月、新型ウイルス患者の治療にあたる医療関係者から、ワクチンの接種を開始します。その後、介護施設の入所者らに対象を拡大し、4月以降に65歳以上の高齢者、7月以降に19歳以上の全国民が、無料での接種の対象になります。

居住登録している外国人も、同様に接種が可能です。接種を行う場所については、全国におよそ250か所設置する、接種センターや医療機関が指定され、11月には集団免疫を形成する目標を掲げています。

ワクチンの臨床試験に含まれていないとして、18歳以下と妊婦は、現時点で除外されていますが、今後の臨床結果によっては、対象となる可能性もあると説明しています。韓国政府は、全人口を上回る5600万人分のワクチン契約が完了していて、さらに2000万人分を追加で確保する計画です。