スー・チー氏の拘束期限 17日まで延長
軍事クーデターが起きたミャンマーで、15日までの予定だったアウン・サン・スー・チー国家顧問の拘束期限が、17日まで延長されることになりました。
最大都市ヤンゴンでは15日も市民らが10日連続となる大規模な抗議デモを行っています。
軍はクーデターでスー・チー氏を自宅に軟禁。裁判所が無線機を違法に輸入した疑いで15日までを期限に身柄を拘束する決定を下していました。
拘束期限についてスー・チー氏の弁護士は15日、17日まで延長されたと明らかにしました。
ヤンゴン市民「軍がスー・チー氏を解放しないなら、私たちはさらに抗議活動を続ける」
市民の反発は必至ですが、ヤンゴン市内では14日に引き続き、15日も装甲車など多数の軍用車両が目撃されていて、軍がデモを鎮圧するために武力行使する懸念が強まっています。