米でエンジン部品落下“金属疲労”で破損か
アメリカ・コロラド州で、旅客機からエンジンの部品が落下した事故で、エンジン内部の部品が金属疲労によって破損した可能性があることが分かりました。
コロラド州で起きた事故では、これまでに、エンジン内部で回転するファンブレードのうち2枚が折れていたことが分かっています。
事故原因を調べているアメリカの国家運輸安全委員会の幹部は22日、根元から折れた1枚は、金属疲労によって破損した可能性があることを明らかにしました。
一方、オランダでも20日、貨物機からエンジン部品が落下する事故がありました。
事故を起こした機体は、コロラド州の事故機と同じ系列のエンジンを搭載していましたが、原因を調査しているEASA(=欧州航空安全機関)は「現段階では、アメリカでの事故との関連性はない」としています。