韓国でワクチン接種始まる 病院従事者らに
韓国では26日、初めて新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まりました。
初めてとなる接種では、韓国国内で委託生産されたアストラゼネカのワクチンが使われています。
初日の26日は保健所などおよそ200か所で、療養型病院の入所者や従事者5200人あまりが対象です。
接種を受けた療養施設従事者「療養関係者として年配の方をケアしなければならないので一番最初に打たないといけないと思った」
韓国政府は来月中に第1段階の対象者およそ29万人の接種を完了させる予定です。
ただ、アストラゼネカのワクチンについては臨床データが不十分だとして当面、65歳以上の高齢者については接種を見送ります。
また、26日昼過ぎにはファイザーのワクチンも仁川空港に到着し、27日から医療関係者5万人あまりを対象に接種が始まります。