性的虐待で訴追 米体操五輪代表コーチ自殺
オリンピックで金メダルを獲得した女子体操のアメリカ代表チームの元コーチが、選手への性的虐待など24の罪で訴追されました。
訴追されたのは2012年のロンドンオリンピックで女子体操のアメリカ代表チームをヘッドコーチとして率い、金メダルに導いたジョン・ゲダート氏(63)です。
ゲダート氏は25日、女子選手への性的虐待や数十人の女子選手に対する身体的虐待など24の罪で訴追されました。
ゲダート氏は過去に体操クラブのオーナーも務めていて、指導を通じて女子選手に性的虐待を加えるなどしていたということです。
ゲダート氏は訴追後すぐに法廷での罪状認否に臨む予定でしたが、自殺しているのが見つかりました。司法当局は「被害者にとって悲劇的な終わり方だ」とコメントしています。