ロシアの大規模攻撃 ウクライナの防空システムを試す“攻撃の集大成”と米シンクタンク分析
アメリカのシンクタンクはロシアが行った大規模攻撃について数ヶ月かけてウクライナの防空システムを試してきた攻撃の集大成だったと分析しています。
29日のロシアの攻撃についてウクライナ側は軍事侵攻以来、最大規模の空からの攻撃だったとしていて、死者は39人に上ると伝えられています。
この攻撃についてアメリカのシンクタンクは、ウクライナの防空システムを試すため、数ヶ月かけて無人機やミサイルを組み合わせて行ってきた攻撃の集大成だったとしています。
また、大規模攻撃を継続的に行う兵器の備蓄量はないとみられるもののウクライナ側の戦意喪失を狙い無人機やミサイルを組み合わせた攻撃は今後も続くと分析しています。
こうしたなかロシア国防省は30日モスクワ近郊などで無人機を撃墜したほか黒海で無人艇を破壊したとしています。ベルゴロド州でも砲撃で10人が死亡したということでウクライナが反撃にでている可能性があります。