震災から10年 台湾から感謝のメッセージ
東日本大震災から10年を迎え、台湾から、犠牲者への追悼とともに、日本への感謝のメッセージが寄せられています。
台湾の蔡英文総統は、東日本大震災が発生した時刻に合わせて自身のツイッターを更新。「犠牲者の冥福を心より祈る」「十年が経ちましたが、台日(台湾と日本は)一緒に様々な困難を乗り越え、絆はますます強まっています」などと投稿しました。台湾は、東日本大震災の直後に緊急援助隊を被災地に派遣したほか、日本に多額の義援金を送っていました。
また、台湾の外交部長は公式ツイッターで、今月から中国政府が台湾産パイナップルを輸入禁止にしたことを受けて、日本で台湾産パイナップルを購入する動きが広がっていることに触れ、「台湾を応援する姿は多くの台湾人を感動させました」「(震災からの)この10年間、台湾と日本は支え合ってきた。次の10年もこの関係が続くよう願っている」とのコメントを掲載しています。