NY市職員“接種証明なしは解雇”抗議デモ
アメリカ・ニューヨークでは新型コロナウイルスワクチンの接種証明を提出しない市の職員、4000人近くが解雇される可能性があるとして、提出期限を前に反発の声があがっています。
ニューヨーク市では、市の全職員に新型コロナワクチンの接種が義務化されていて、従わない職員は現在、無給の休暇扱いとなっています。アダムズ市長は、今月11日までに接種証明を提出しない職員を解雇するとしていて、4000人近くが職を失う可能性があります。
こうした中、解雇に反対する職員ら数百人が7日、市の庁舎前などで抗議デモを行いました。
デモに参加した市の職員「仕事に戻りたい、それだけです。コロナ禍でもずっと働いてきました。私たちは必要不可欠な存在なんです」
ニューヨーク市では、職員の90パーセント以上はワクチン接種が完了しているということです。