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ダウ反落153ドル安 長期金利上昇で

2021年3月19日 7:19

18日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、長期金利の上昇でハイテク株を中心に売られ、ダウ平均株価は反落し、ナスダック総合指数も大幅安となっています。

18日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、前の日の終値から153ドル07セント値を下げ、3万2862ドル30セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も409.04ポイント下げて1万3116.17で取引を終えています。

この日はアメリカの債券市場で長期金利が一時、1.75パーセントと去年1月以来の水準まで上昇しました。長期金利の上昇を受け、割高感が意識されやすいハイテク株に売りが広がり、IT大手アップルやマイクロソフト、インテルなどが大きく値を下げました。ナスダック総合指数は4営業日ぶりに大幅に反落しています。

一方で、バイデン政権が新型コロナウイルスに関する渡航制限を5月中旬に一部緩和することを検討していると報じられたことで、景気の動向に敏感とされる銘柄に買いが入り相場の下支えとなりました、

市場関係者は、「長期金利の水準自体はまだそれほどでもないが、動きが速いことで市場が不安定になりやすくなっている。引き続き金利の動向が警戒される」と話しています。

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