×

米ダウ103ドル高 ハイテク株中心に買い

2021年3月23日 7:18

22日のニューヨーク株式市場は、長期金利の上昇が一服したことを受け、ハイテク株を中心に買いが広がったことなどから、ダウ平均株価は反発して取引を終えています。

22日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、前の週の終値から103ドル23セント値を上げ、3万2731ドル20セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も162.30ポイント上げて1万3377.54で取引を終えています。

この日は、長期金利の上昇が一服したことを受け、前の週に大きく売られたIT大手の「アップル」や「マイクロソフト」など、ハイテク株を買い戻す動きが広がりました。

一方、長期金利の上昇局面で買われていた金融関連株が、利益を確定させるために売られ、ダウ平均は、一時、伸び悩む場面もありましたが、最終的には100ドル高と、3営業日ぶりに反発して取引を終えています。

市場関係者は、「新型コロナウイルスのワクチンの普及に関して良い材料が相次いでおり、株価の上昇傾向はしばらく続きそうだ」と話しています。