米乱射事件受け…バイデン氏“銃規制”訴え
アメリカ・コロラド州で10人が死亡した銃乱射事件で、容疑者が殺傷能力の高い銃を使用した可能性があることが分かりました。これを受け、バイデン大統領は一刻も早く銃規制を進めるべきだと訴えました。
この事件は、22日、コロラド州ボルダーのスーパーマーケットで、警察官1人を含む10人が銃で撃たれて死亡したものです。警察は23日、拘束した容疑者は、コロラド州デンバー郊外のアフマド・アリッサ容疑者(21)だと発表しました。アリッサ容疑者は第1級殺人の容疑で訴追されましたが、動機は明らかになっていません。
地元メディアによりますと、アリッサ容疑者は、殺傷能力の高いライフル銃「AR-15」に似た銃を使用した可能性があるということです。
事件を受けバイデン大統領が演説し、銃規制を一刻も早く進めるべきだと訴えました。
バイデン大統領「1分も待てない。我々はこの国で殺傷能力の高い銃を禁止しなければならない」
アメリカでは、今月16日にも南部ジョージア州でアジア系の女性などが殺害される銃撃事件があったばかりで、銃規制の強化を求める声が高まっています。