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独自開発のロケット 文大統領「誇らしい」

2021年3月25日 19:37

韓国の文在寅大統領は25日、韓国が独自に開発を進めているロケットのエンジン燃焼試験を視察し、「非常に誇らしい」などと研究者らを激励しました。

韓国南部・高興にある宇宙センターでは、25日、韓国の国産ロケット「ヌリ号」のエンジン燃焼試験が行われました。人工衛星を軌道に投入できる3段式のロケットで、今年10月に初めての打ち上げを目指しています。

文在寅大統領「我が国の衛星を、我が国のロケットで、我々の土地から発射するのです。世界で7番目の非常に誇らしい成果です」

試験や施設の様子を視察した文大統領は、「我が国は航空宇宙分野でも必ず先進国家に飛躍できる」などと研究者らを激励しました。

韓国はこれまで衛星の打ち上げをロシアなど第3国に頼っていて、この独自ロケットによって今後、宇宙開発を加速させたい狙いがあるものとみられます。