NY株171ドル高 ハイテク株買われ反発
1日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、主力のハイテク銘柄や半導体関連銘柄が買われ、ダウ平均株価は3日ぶりに反発して取引を終えています。
1日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、前の日の終値から171ドル66セント値を上げ、3万3153ドル21セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も233.24ポイント上げて、1万3480.11で取引を終えています。
この日は、アメリカの債券市場で長期金利が下がったことで、これまで割高感から売られていた主力のハイテク株を買い戻す動きがでて、相場を支えました。
また、前の日に発表されたバイデン政権のインフラ投資計画に、国内の半導体生産を支援する内容が含まれていたため、さらなる成長が見込まれるとして、インテルなど半導体関連銘柄にも買いが入りました。
市場関係者は、「明日は雇用統計が発表される。内容次第では週明けに長期金利が再び上昇する可能性もあり、株式相場への影響を注視する必要がある」と話しています。