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米イラン間接協議 核合意離脱以来、初

2021年4月7日 6:23

アメリカのバイデン政権が復帰を目指すイランの核合意を巡り、アメリカとイランは6日、EU(=ヨーロッパ連合)が仲介する形で間接的に協議を始めました。2018年にアメリカが離脱して以来、初めてのことです。

オーストリアでは6日、イランと合意を維持しているイギリスやロシア、中国などがアメリカの復帰について話し合いました。

アメリカの代表も現地入りしていますが、イランが直接対話を拒んでいることから、議長役を務めるEUがアメリカとイランに双方の主張を伝える「間接協議」の形を取っています。

6日の会合では、アメリカの合意復帰に向け、アメリカとイラン双方が行うべき作業内容のすり合わせをすることで一致しました。

これと並行して、間接的な2か国協議が進められますが、イラン側はアメリカが制裁解除をすれば、合意を完全に守るとするこれまでの主張を繰り返していて、「合意の順守が先だ」とするアメリカも態度を変えていません。

9日に再度会合が予定されていますが、妥協点が見いだせるのかが焦点となります。