米モデルナ製 来年は30億回分生産見通し
アメリカのバイオ医薬品メーカー「モデルナ」は29日、新型コロナウイルスワクチンの来年の生産量が今年の3倍以上にあたる最大30億回分になるとの見通しを示しました。
モデルナは29日、開発した新型ウイルスのワクチンについて、世界的な需要の高まりに対応して供給量を増やすため、設備投資を行い、今年から来年の生産量の見通しを引き上げることを明らかにしました。
今年は、8億~10億回分、来年は今年の3倍以上にあたる最大で30億回分生産できるとしています。
また、ワクチンの保管については、2度から8度の冷蔵庫で最大1か月とされている保管期間を最大3か月に伸ばせる可能性があるとしていて、承認されればより小規模な接種会場などでの利用が広がるとしています。