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韓国 ロシアが開発したワクチンの製造進む

2021年5月4日 23:27

韓国では来月の輸出開始に向けて、ロシアが開発した新型コロナウイルスのワクチンの委託生産が進められています。

韓国北部・春川の医薬品メーカーの工場では、ロシアが開発したワクチン、スプートニクVの製造が進められています。製造を委託しているロシアの政府系投資ファンドによりますと、スプートニクVは現在64か国で使用が承認されています。

ただ韓国では未承認のため、製造されたワクチンは輸出向けで、来月から輸出が始まる見通しです。

韓国コーラス春川工場・朴浩石工場長「(ワクチン)6.5億回分の委託生産で、売上高約4900億円超のビジネスだ」

4日は、輸入開始に向け、UAE(=アラブ首長国連邦)の駐韓大使が工場を訪れました。韓国ではアストラゼネカとノババックスのワクチンの国内製造も進められていて、文在寅大統領は、世界的なワクチン生産の拠点を目指すとしています。