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米で開発中ワクチン 今年終わりにも日本へ

2021年5月8日 5:42

アメリカのバイオ医薬品メーカー『ノババックス』は7日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、日本での供給が今年の終わりにも始められるとの見通しを示しました。

ノババックスが開発中の新型ウイルスワクチンは、技術移転を受けた日本の武田薬品工業が製造や流通を担うことになっていて、年間2億5000万回分、接種人数で1億2500万人分にあたるワクチンの生産を見込んでいます。

ノババックスは7日、この武田薬品を通じた日本国内での供給を、今年の終わりから来年初めに始められるとの見通しを示しました。

また、新型ウイルスの変異に対応したワクチンを確保する必要があるとして、来年以降も武田薬品工業を通じた日本国内での流通を続けていく考えを示しています。