【解説】フィンランドNATO加盟“表明” 安全保障に変化 ロシアは反発…ウクライナ侵攻が裏目に?
戦況においても、国際情勢においても、ロシアは厳しい状況に立たされているようです。
ウクライナ第2の都市・ハルキウでは、ウクライナ軍が反撃し、ロシア軍を押し戻しているといいます。一方、ハルキウから国境をまたいですぐ北側にある、ロシア西部のベルゴロド州では11日、ウクライナ側からの砲撃により、ロシア国内で初めてとなる民間人の死者が出たということです。
また、ロシアと国境を接するフィンランドでは12日、大統領と首相が「速やかにNATO(=北大西洋条約機構)に加盟しなければならない」と共同声明を発表しました。ロシア外務省は激しく反発し、武力行使も辞さない構えをみせています。
プーチン大統領は、NATOの拡大を恐れてウクライナ侵攻に踏み切ったわけですが、逆効果になっているようにもみえます。ウクライナ情勢について、防衛省の「防衛研究所」の高橋杉雄室長が詳しく解説します。
※詳しくは動画をご覧ください。(5月13日放送『news every.』より)