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ウイグル地元政府 自由な宗教活動アピール

2021年5月13日 20:36

欧米各国が、中国の新疆ウイグル自治区で人権弾圧が行われていると批判を強める中、地元政府は、13日開いたイベントで現地のイスラム教徒の活動を紹介するビデオを流し、自由な宗教活動が行われているとアピールしました。

新疆ウイグル自治区のイスラム教団体幹部「今の新疆ウイグル自治区で信教が自由の状況は過去のいかなる時期よりも良い」

13日開かれたイベントは、イスラム教の断食月、ラマダンが明けたことを祝うもので、新疆ウイグル自治区の地元政府が主催しました。

この中では、海外の報道陣などを前にイスラム教のモスクで人々が礼拝する様子などを映像で紹介、自由な宗教活動が保障されているとアピールしました。

新疆ウイグル自治区をめぐっては、欧米各国がモスクが破壊されるなど人権弾圧が行われていると批判していますが、中国側としては、こうしたイベントを通じて反論する狙いがあります。