軍トップ、スー・チー氏が「近く出廷」
クーデターで全権を握ったミャンマー軍のトップは、香港メディアのインタビューに応じ、アウン・サン・スー・チー氏が「近く裁判所に出廷するだろう」と述べました。
ミャンマー軍トップのミン・アウン・フライン総司令官は、オンライン形式で、香港メディアのインタビューに応じました。
ロイター通信によりますと、この中で総司令官は、自宅で軟禁されているスー・チー氏について、「健康状態は良好だ」と明かした上で、「近く裁判所に出廷するだろう」と述べました。
スー・チー氏の次回の審理は24日に予定されていて、出廷して公の場に姿を見せればクーデター後、初めてとなります。
一方、ミャンマー軍が、クーデターの直後に、総司令官の定年を65歳とする規定を廃止していたことが分かりました。
これはミャンマーメディアの報道で明らかになったもので、7月に65歳を迎えるミン・アウン・フライン氏の続投を可能にするための措置とみられます。