米露首脳会談、6月16日にスイスで開催へ
アメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領が、来月16日にスイスのジュネーブで初の首脳会談を開くと、両政府が発表しました。
会談は、アメリカ側が提案し、バイデン氏の初外遊となる来月中旬のヨーロッパ訪問の一環として行われます。
サキ報道官「両首脳は、米露関係の予測可能性や安定性を取り戻すため、幅広い差し迫った課題を議論する」
ホワイトハウスのサキ報道官は、核軍縮やイランの核開発など「両国の戦略的安定性」について多くの時間が費やされるとの見通しを示しました。
また、旧ソ連のベラルーシ当局が反体制派の男性ジャーナリストを乗せた旅客機を強制的に着陸させた問題に懸念を伝えるとしています。
一方、ロシアの大統領府は、新型コロナウイルス対策での協力のあり方なども話し合いたいとしています。